HyperJuiceを拡張するMagicBoxを試して見ました

MacBookユーザを中心に人気のある大容量バッテリーのHyperJuiceですが、比較的初期にこのバッテリーを入手できた方を除いて、現在入手できるモデルは別途電源ケーブル(航空機内で電源を取る為のケーブル-Airlineアダプター)をAppleから別に購入しないとMacBookに直接接続することができません。

これが不格好な上に大きくて、「MacBookに給電は可能だけど、充電できない」という弱点を持っていました。

これはMacBookの電源コネクター回りの特許が影響しているらしくて、どうにもならないと思っていたのですが(初期のモデルは、販売元が特許への抵触を回避するためにAppleから電源アダプタを個別で購入してケーブルを切断・加工したものを販売していたようです)、今回この問題を解決するためのキットが販売になりました。

それが、「Magic Box」です。これがあれば、HyperJuiceとMacBookを直接繋げることができるのが売りです。

2011年3月に予約を受け付けていたので申し込んでいたところ、ようやく届きましたので早速ためしてみました。

最初に注意点です。

  • Magic Boxを使うには、MacBook用の電源ユニットが1つ必要です。この電源ユニットはケーブルを切断しますので、普段使っているもの以外に1個用意することをお勧めします。
  • Magic Boxはあくまでキットですので、ケーブルの切断や加工の作業は自分で行う必要があります。

では、早速見ていきましょう。

Magic Boxの箱です。上からなぜか3箇所だけみえるようになっていて、一部分透明になっています。

箱をあけると、箱をあける前にはみえなかった部分には、でっかい工具が1個入っていました。この工具が最初からみえたら確かに引いてしまうかもしれませんね。下に大きくあるのは、車のシガーライターから電源を取る為のキットだそうです。

下にマニュアルらしき紙がみえますが、利用上の注意とホームページへのURLが書いているだけで、この紙には組み立て方は書いていません(ホームページには解説ページがあります)。これがまたわかりにくいところにありますので、このまま作り方の解説として進めて行きます。

作り方としては、まず加工する電源ユニットを持ってきます(これは別に購入してください)。この電源ユニットのコンセント側の根本から4インチの所に印をします(だいたいですので10cmあたりで大丈夫です)。

印をしたら思い切って、そこにはさみを入れて切断します。自分の腕に自信が無い人は多少長めにしておいて、失敗したときにやり直しできるようにしておくといいでしょう。このとき、切り取った残りのケーブルは捨てずに置いておいてください。後で使います。

切断したら、切断面から2cmの所に印をつけます(マニュアルにも最初に切断するときは4インチ、次は2cmとインチとセンチが混ざって表記されていて、なかなか難しいです)。

印を付けた場所を工具で挟みます。このとき、最も内側の穴で挟むようにします。しっかり挟んだら、工具を強く握ります。強く握ると表面のビニールカバーが外れます。

表面のビニールが外れると、中に電気を通す電線がみえます。これが芯にある別のケーブルに巻き付くように入っています。

この電線を中央の芯からうまく外して、より合わせて1本の電線にします。こうすることで、芯のビニールが露出するようになります。

露出したビニールの端から1cmの所に印を付けます。この印を先ほどの工具で再び挟みます。この芯は先ほどのものより細いので、工具の内側から2つほど外にある小さめの穴に挟んで表面のビニールを外します。

芯のビニールを外して終わると、今度はMagicBoxへの取り付けです。

Magic Boxの大きい方(電源ランプがある方)を取り出します。これの蓋を外します。外したら、左側に中央から出ている芯を、右側に電線をより合わせた方を差し込みます。このとき2つの芯が絶対に接触しないようにしましょう。また、差し込む時にオレンジの部分を穴と逆方向に少し引くことで奥まで差し込む事ができます。

差し込む事ができたらこれで完成です。

このユニットでHyperJuiceの充電用アダプターに差し込んで充電できれば大丈夫です。充電中はランプがオレンジに点灯し、充電が完了すると緑に点灯します。中のケーブルの接続が悪かったりすると、うまく充電できませんので、初回は注意して見守ると良いと思います。

ここまで、できればもう1つの方も同じです。

最初に電源ユニットから切り離した残りのケーブルで、切断面を2回破がして(外と内)、もう1つのMagicBoxに差し込めば完了です(差し込む時は左が芯、右が外側です)。このMagic BoxでHyperJuiceとMacBookを接続して、充電できることが確認できれば無事に動作しています。

試して見た感じだと、HyperJuiceを充電するMagic Boxは最初から付いている充電用のアダプターに比べて若干小さいものの、驚くほどの差はないのであまりありがたみはありません。

ただし、HyperJuiceとMacBookを直接接続できるユニットは小さく、使い勝手が良いです。なにより、給電だけでなく充電できるようになったというのは大きいです。というか、このケーブルがあってこそ初めてHyperJuiceはMacBook用として最適なバッテリーとして使えると思います(給電だけだと、と思ってらっしゃったからいらっしゃいませんか?)

HyperJuiceをお持ちの方、または検討中の方は、是非このMagicBoxも併せてご検討ください。これは優れものです。

Act2さんでHyperJuiceのみならずMagicBoxの取り扱いもあるようですので、英語が苦手という方は是非そちらでご検討ください – Act2.com/HyperJuice

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HyperJuiceを拡張するMagicBoxを試して見ました」への5件のフィードバック

  1. TT

    Magic Boxを買えばタダでついてくるというPure DC Car Charger(車で充電する製品)の方が実はほしいのですが,他のブログでは,この製品は12V車ではうまく働かなかったという経験が出ています。
    HyperJuice の発売元のホームページでは,これを12V車用として説明をしているので,どうも合点がいきません。
    Pure DC Car Chargerを実際に使われたことはありますか。もしそうなら,その経験を教えてください。
    この製品の使用経験の情報をネット上をさがしても,ほとんどみつからず,所有されている方に直接に聞くしかないもので・・・。
    よろしくお願いします。

    返信
  2. hal_99 投稿作成者

    確かに付いてきていました。ただ、最近車に乗る機会が無いので、私は試して事がありません。なので、稼働するかどうか私では分からないです。

    返信
  3. UserName

    検索から流れ付き、こちらのエントリーを参考に私も工作を行いました。
    充電自体は一応問題なくできているようになりましたが、
    コンセント側(大きい方)のMagic Boxに関して質問があります。

    充電中、結構熱を持ってしまうようです。ランプが急に1秒程度停止したり、
    「チチチチ」といった音(電気が流れる音?)が常に聞こえているような
    状況なのですが、管理人さんのMagic Boxもそんなものでしょうか?

    よろしくお願いいたします。

    返信
    1. hal_99 投稿作成者

      私の充電側も熱は結構持ちます。後、音も同じような音がしています。ただ、ランプが急に消えたりということは(熱心に観察してないからかもしれませんが)、見たことが無いです。

      返信
  4. ピンバック: [Mac] MacBookも充電できる大容量バッテリー「Hyper Juice」を、MacBookに直刺し出来るよう「Magicbox」で改造してみた。 | Appleちゃんねる

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