第4世代Kindleを1週間使ってみての感想

第4世代KindleのKindle Touch,Kindle Fireは未発売ですが、無印の第4世代Kindle(以後Kindle4)を入手して一週間ほど使ってみましたので、使ってみた所感をご紹介します。

比較対象は、第3世代Kindle(現在はKindle Keybordの名前に変更されて併売中。以後Kindle3)です。

Kindle3との違い

小型化:キーボードが無くなった分だけ大幅に小型化&軽量化。ジャケットのポケットにすっぽり入ってしまうサイズです。お尻のポケットに入れた場合、Kindle3だとキーボード部分がはみ出していましたが、Kindle4なら全部収まります。

スピーカーの廃止:Kindle3でも国内利用者は多くなかったと思うが、サウンド機能が無くなった

ディフォルトコントラストの変更:自炊PDFファイルを表示したときにKindle3ではコントラストをdarkerに変更しないと読みずらかったものが、Kindle4ではdefaultで違和感無く読める。コントラストがKindle3のdefaultとdarkerの中間あたりに設定されている感じ。

無線LANの感度が低下:Kindle3に比べて無線LANをつかむまでの時間が多少多くかかる。バッテリーの消費を抑えるために無線LANのON/OFFこまめに切り替えているとつかむまでの時間がかかるようになったな、と体感できるぐらい。つながってしまえば従来どおり問題無い。

画面の表示方式が変更:画面の切り替え速度の高速化の為か、画面全体ではなく部分的に書き換える処理をしている。このために、ページ切り替えを行うと前のページの消し残しがうっすら残る事がある(ページを進めると次第に重なって見える)。ホワイトボードを消した時に、以前に書いた文字がうっすら読める状態を想像してもらえると近い。この現象はAmazon側も問題と感じているようで、すでに画面切り替えの方式を選択できるバージョンへのアップデートがリリースされている(4.0.1)、このバージョンアップは適応しておく事をお勧めする(settingメニューにPage Refreshの項目が増えて画面書き換えの方式が選択できるようになる) – アップデートページ

同梱物減少:USB-AC変換アダプタは低コスト対策のためか同梱されなくなっている。

変わらない点

ファイル種類:PDF/Kindle独自ファイルともに表示できるファイルの種類は変わらない

画面表示:画面の表示される文字の感じは多少よくなったかな?と思わなくもないけどデバイスの個体差レベル。従来と同じと思った方が良いと思う

スクリーンセイバー:スクリーンセイバーのデザインはあいかわらず。今回は静物画をテーマに扱っているがペン先を集めた画像などなぜこの画像を選択したのか?と理解に苦しむものが多い。自分で設定した画像に差し替えることができるなどの改善がほしい。Kindle4のスクリーンセイバー画像集をアップしておきましたのでご興味のあるかたはどうぞ – Kindle4スクリーンセイバー

長所

ページ戻りの高速化:Kindle3はページ送りとページ戻りの速度差があり数ページ戻ろうというのが苦痛になる時があった(PDF/Kindle形式共にページを戻すのはかなり遅い)。Kindle4は送り・戻りともにほぼ同じスピードで行き来できるようになっていて、はっきり体感できるレベルでの改善が行われている。ページ送りについても、数ページまとめて進めたいときはKindle4の方が素早く移動できる。

軽量化:キーボードを廃して小型化したことによる軽量化のメリットははっきり感じることができる。長時間持っていても苦にならないし取り回しも便利

低価格化:円高の影響もあり(2011.10.08現在)、送料込みで1万円以下で購入できる点は大きい(日本からは広告無しモデルしか購入できないので$109+送料。関東圏在住の私の場合は約9800円で購入)。

短所

容量縮小:ユーザ領域が約1.3Gに縮小(Kindle3は約3G)。自炊ファイルは従来の1/3程度しか入らないので、メモリスロットも無いことからはっきりと狭くなったと感じる。自炊ファイルが中心の国内ユーザにとっては辛いと思う。

持ちやすさ:小型化の影響で持ちづらくなった。ページ送りと戻りのボタンがデザイン面からの影響かKindle3の約4mmのボタン幅に比べて約2.5mmしかない。送りボタンの一番上からKindleの一番下(手で持つ部分)までの距離をみてもKindle3は約10.3cm、Kindle4は9.3cmと1cm短い(ボタンの長さはともに約4.0cm)。このため、成人男子の手だと幅が狭すぎ且つ下方にありすぎるため、かなり親指を内側に曲げる形でないとページ送りを押せない(ページ戻りのボタンがちょうど良い高さ)。ただし、大人はKindle touchで表示部分を使うのが本命でKindle4を子供向けにデザインをしたと想像すればこれは故意に設定されたデザインかもしれない。

安定性:Kindle3の後期と比較して、Kindle4の安定性は今ひとつ。1週間でハングアップしたのが2回。無反応になったことが2回とやや多い(ただし4.0.1にバージョンアップしてからは0回)。

まとめ

1週間ほど触ってみたところでは、Kindle3を持っていて「容量は不足していないのでとにかく軽いモデルを!」と切望している人は購入しても後悔しないと思う。またKindleを持っていなくてブックリーダーを試して見たいというかたもコスト面から選択対象にして良いと思う。

ただし従来のKindle3に満足している人は、とくに焦って購入する必要は無いと思う。特に小型化されたためにページ送りと戻りのボタンは、あきらかに扱いにくくなり成人男性にはつらいデザインと思う。この点はKindle Touchでは改善できているかもしれないので、Kindle Touchが米国外から購入できるようになり次第入手して確認してみたい。

また、純粋にハードだけを比較するとKindle TouchとSonyのReader Wifiモデル(PRS-T1 2011.10発売予定)はわりといいライバルな感じもします(PRS-T1はモックアップを触った限りは割と良い感じでした)。画面のタッチの処理方式がSony Readerの方が複雑な気もしますが、このあたりは発売されてからこちらも併せて比較してみたいと思います。

参考
スペックや写真付きの説明は以下のページが詳しいので参考にして下さい
・PC Watch – Amazonの第4世代「Kindle」試用レポート
・dream seed – 第4世代Kindleがやってきた
・NETBUFFALO – 新キンドル(Kindle 4G)到着!Kindle3との違いは(動画あり)?

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第4世代Kindleを1週間使ってみての感想」への1件のフィードバック

  1. Kindle大好き

    2月になってからKindle Touchが日本へも出荷できるようになったので注文しました。
    発注後に表示速度がどうなったか気になって検索して、この記事にたどり着きました。
    他にも興味をそそる記事が多いようなので参考にさせてもらいます。
    Thank you.

    返信

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